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クローン病患者の在宅ワーク
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クローン病

クローン病と診断されるまで

クローン病診断

私は22歳の時にクローン病と診断されたのですが、受診から診断が下るまでに物凄く時間が掛かり苦しい時期を過ごしました。診断の難しい病気ですので仕方のない事かもしれませんが同じよう同じような症状で今後潰瘍性大腸炎や

クローン病と診断される患者さんがより早く診断の下るように

自分の経験を元にクローン病と診断されるまでの流れを説明したいと思います。

初期症状

炎症性腸疾患は様々な初期症状を起こす病気ですが一般的には原因不明の腹痛が起こります。私も最初は原因不明の腹痛に襲われました。

腹痛と共に慢性的な下痢にになる事があります。

私場合は下痢はなく腹痛が酷かったです。初期症状の腹痛はそこまで酷い痛みではなく、前日に食べた物で食あたりでも起こしたのかな?くらいの痛みでした。

病院に行くかすぐに判断できない

最初の痛みは我慢できるような痛みなので『寝ていれば治るだろう』と思いすぐに病院へは行きませんでした。

もともとあまり病院にいかないタイプだったのでしばらく痛みを我慢していました。我慢しながらも2週間くらい痛みが引いたり痛かったりを繰り返していました。痛みを我慢しながら仕事をしていたのですが

ある時高熱が出てしまって仕事にも行けず仕方なく病院を受診しました。

受診しても原因不明

痛みと熱でどうしようもなくなり受診をしました。レントゲン検査、超音波検査、CT検査を行なって入院することになりました。

この時の医師は食中毒を疑っていました。

検査を試みましたが原因がわからず、入院していても原因がわからないので治療のしようもなく10日間の絶食治療を行い痛みが引いてきたら少しずつ食事を取り始めて問題無く食事ができるようになった時点で退院という流れでした。

繰り返す腹痛

入院、退院をするも原因不明のまま日常生活に戻ることになりました。1ヶ月ほど普段の日常を過ごしているとまた腹痛に襲われました。入院生活に懲りてましたのでここでもまた病院に行くのを躊躇ってしまいます。再び高熱を出して仕方なく受診し入院という流れでした。

入院するもまた原因不明で退院。

自分の体になにが起こっているのかわからないまま、その後も1ヶ月に1度のペースで腹痛、高熱に

この年は1年で6回入退院を繰り返しました。入院するたびに高額な医療費がかかり、さらに原因不明で終わらせられることで医師への苛立ちが募るだけでした。

発病から1年後ようやく消化器内科を受診

救急車

症状が現れて受診しても原因不明で退院させられる事を6度繰り返しました。7度目の症状に変化がありました。それは下血を伴ったのです。

病院嫌いな私も下血には驚きました。家族も驚き救急車を呼ぶ事態になりました。

市内の病院では診断が難しいと判断し救急隊に市外の大きい病院に行って欲しいと伝えてやっと消化器内科を受診しました。

下血の量が多かった為、この時点で貧血で失神しました。

辛い検査が続く

輸血と痛み止めを投与してもらい、3日ほどで回復しましたが絶食治療と同時にいくつもの検査を行ないました。ここで初めて内視鏡検査を体験。

まずは胃カメラからまだ23歳だった私は喉の神経が敏感らしく苦しくて辛い検査になりました。胃カメラの結果の説明を一通り聞いて、翌日に大腸内視鏡を行ないました。

前日から錠剤の下剤を飲み、大腸内視鏡を行う当日は朝から『ニフレック』という下剤を4リットル飲みました。味はポカリスエットに塩を足したような味。飲みにくくはないのですが4リットルという量がキツかったです。

なんとか飲み切り、便も透明になったところでいよいよ大腸内視鏡の時間。。。

すごく辛かったです。お尻がすごく痛かった。。。

辛い検査を全て終えて後日検査結果の説明を受けました。結果は。。。

『異常は見られない』ここでもまた原因不明で退院になりました。この時、医師が疑っていたのは潰瘍性大腸炎だったらいいです。退院してからは定期的な検診を受ける為に月に1度の通院をする事になり、整腸剤などを処方してもらい様子を見ることに。

またもや腹痛

大きい病院の消化器内科に月に1度の通院をしながら日常生活に戻ったのですが、また腹痛、下血、嘔吐の症状が現れ2度目の救急車。

しばらく絶食治療を行ったあとに初めて医師から『クローン病』という病名を聞かされる。何度も痛みが起きる症状が『クローン病』という病気の特徴ににていると。聞いたこともない病名だったのであまり自分が病気だという実感ができないまま絶食治療を継続。もう一度内視鏡検査をしたいと医師から申し出があり渋々承諾。

2度目の内視鏡検査

今回は大腸内視鏡ではなく『ダブルバルーン内視鏡』という検査を行うと言われ説明されました。

聞いたことない人が多いと思いますが普通の大腸内視鏡は大腸しか見れないそうで、大腸より奥の小腸は『ダブルバルーン内視鏡』で検査しなくてはいけません。

カメラの先に風船のような物がついておりその風船を膨らませることで小腸を広げて小腸の内部を見ていく検査です。

また4リットルの下剤を飲み『ダブルバルーン内視鏡』に挑戦。大腸内視鏡よりも奥に入っていくのがわかりました。無事検査を終えて医師から小腸の画像を見せられました。

そこには赤くただれた小腸がくっきりと映し出されてました。

医師から『おそらくクローン病』だと言われて小腸から摂取した粘膜を検査機関に出すと言われました。

粘膜検査の結果が出る前に一次退院。

後日検査の結果を受けクローン病と診断されました。

その後食事指導を家族同伴で受けてクローン病の治療を開始することになりました。

発病から診断まで時間が掛かる

私が発病してからクローン病と診断されるまで約2年の期間を費やしました。この病気は診断までに物凄く時間を要する病気なのです。流れとしてはこうです。

食中毒を疑われる

  ↓↓

潰瘍性大腸炎を疑われる

  ↓↓

クローン病を疑われる

病気の性質や検査の順序から言うとこの様な流れになっています。もしこの病気の事を知っていたらもう少し早く診断してもらえていたのかもしれません。

今後潰瘍性大腸炎やクローン病の疑いがあり通院する人の助けなればいいなと思い、私が発病してから診断されるまでの流れを記事にしました。